腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の腰の部分にある椎間板というクッションの役割を持っている組織に異常が起きることで発症します。椎間板は、中心にある髄核(ずいかく)と、それを囲む線維輪(せんいりん)という硬い組織から成り立っています。
この記事では、腰椎椎間板ヘルニアの原因やよくある症状、改善方法などについて詳しくご紹介します。
腰椎椎間板ヘルニアの原因は?
腰椎椎間板ヘルニアの原因は、加齢や長時間同じ姿勢でいること、過度な負荷がかかり続けることなどが考えられます。このような原因によって、線維輪に小さな傷や亀裂が入り、髄核が外に飛び出してしまうことがあります。この飛び出した髄核が近くの神経に触れることで、腰の痛みや脚のしびれなどの症状があらわれるのです。そのままにしておくと神経への圧迫が進み、痛みが強くなったり、日常生活に支障をきたしたりすることもあるため、放置するのは避けてくださいね。
腰椎椎間板ヘルニアでよくある症状は?
腰椎椎間板ヘルニアになると、腰の違和感から始まり、足のしびれや排尿のトラブルなど、さまざまな症状が現れることがあります。ここからは、よくみられる症状についてご紹介します。ご自身の症状と照らし合わせながらご覧ください。
腰に痛みや違和感がある
初期段階では、まず腰に軽い痛みや重だるさを感じることがあります。
例えば、デスクワークで長時間仕事をした後や、買い物のあとなどに腰が重いと感じる程度の違和感が出ることがあります。痛みは一時的で、少し休んだり姿勢を変えたりすれば楽になることが多く、この段階ではまだ日常生活に大きな支障は出ません。ストレッチや軽い運動を行うだけで気にならなくなることもあります。しかし、ここから悪化していくことも考えられるため、念のためヘルニアであることを疑って、レントゲン検査を受けて骨や椎間板の状態を確認しておくのがおすすめです。
足がしびれる
腰の痛みに加えて、お尻や足にかけてしびれやピリピリした違和感が出るようになると、ヘルニアの影響が強まっていることが考えられます。15分ほど歩くと足がしびれて休憩が必要になる、長く座っているのがつらい、という状態になることはありませんか?これは坐骨神経痛と呼ばれるもので、腰から足に向かって伸びている坐骨神経が圧迫されて起こります。お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが広がることもあり、この段階になると日常生活に支障が出始めます。これらの症状が現れたら、整形外科などに相談してMRIなどの検査で神経の圧迫具合を確認することが大切です。状況によっては薬が処方されたり、リハビリや神経ブロック注射などの施術が行われたりする場合があります。
排尿障害が起こる
腰椎椎間板ヘルニアが重症化すると、神経の圧迫が進み、馬尾(ばび)神経と呼ばれる太い神経の束に影響が及ぶことがあります。この状態は馬尾症候群と呼ばれ、腰の強い痛みや足のしびれに加えて、排尿や排便の感覚が鈍くなる、尿意があっても我慢できずに失禁してしまうといった症状がみられるようになります。また、足に力が入らなくなったり、感覚が麻痺したように感じたりすることもあります。このような症状が現れた場合は、早急に整形外科に相談し、専門的な検査を受ける必要があります。馬尾症候群は放置すると後遺症が残ることもあるため、迷わず医療機関に相談することがとても大切です。
腰椎椎間板ヘルニアを改善する方法は?
腰椎椎間板ヘルニアには、段階的にさまざまな症状があることをご紹介しました。症状の程度に合わせて適切に対処すれば、改善することが可能です。ここからは、薬やリハビリなどの保存的療法や手術についてご紹介します。
保存的療法
腰椎椎間板ヘルニアの症状が軽度であれば、まずは保存的療法と呼ばれる手術以外の方法で改善を目指していきます。保存的療法には、内服薬と神経ブロック注射などがあります。
内服薬は、痛みや炎症を抑える効果が期待できます。また、神経ブロック注射は、痛みの強い部分に直接薬を注入することで痛みを減らしていきます。
ほかにも、コルセットを使った装具療法によって腰への負担を減らしたり、牽引療法(腰を引っ張って圧迫を和らげる方法)が行われたりすることもあります。
最近では、椎間板内に酵素を注入して髄核を縮ませ、神経への圧迫を軽減する方法(椎間板内酵素注入療法)が用いられることもあります。
保存的療法は、同時に安静を保っていることが大切です。数週間〜数か月で自然に症状が和らぐこともあります。
手術
保存的な方法を一定期間続けても改善がみられない場合や、歩行障害・排尿障害などの神経症状が強く出ている場合には、手術が行われることがあります。代表的な手術法のひとつが「後方椎間板切除術」という方法で、背中側から切開を加え、飛び出した髄核や椎間板の一部を取り除き、神経の圧迫を解消します。症状や病変の状態によっては、椎骨同士を金属製のスクリューで固定する「椎間固定術」を併用することもあります。
手術は大体、数時間程度で終了します。術後は数日から数週間のリハビリを行いながら、日常生活への復帰を目指していきます。ただ、手術を選択しなければならない状態になる前に早期発見することが大切なので、違和感があったらすぐに専門家に相談しましょう。
腰椎椎間板ヘルニアは整体院で改善できる?
腰椎椎間板ヘルニアの痛みやしびれを改善する方法として、整体院で施術を受けることがおすすめです。まずは整形外科での検査を受けることが大切ですが、そのうえで整体院の施術を取り入れることで、早期に症状の緩和につながります。ここからは、整形外科と整体院を活用した改善方法についてご紹介します。
まずは整形外科へ
腰に痛みや足のしびれなどの症状があらわれたら、まずは整形外科に相談しましょう。腰椎椎間板ヘルニアは神経が関わる病気のため、整形外科で検査を受ける必要があります。整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像検査によって、椎間板の状態や神経の圧迫の程度を確認できます。症状の程度に応じて、薬物療法や理学療法、ブロック注射などの保存的な方法が提案されます。
ヘルニアの中には、放っておくと重症化し、排尿障害などを引き起こすケースもあるため、自己判断で民間療法から始めるのではなく、まず医療機関で正しく体の状態を把握することが大切です。整形外科の検査結果をもとに、今後の改善方針を決めていきましょう。
整体院で和らげていくことが可能
整骨院や整体院では、腰椎椎間板ヘルニアによる痛みやしびれの緩和を目指すケアが行われています。整体院は、医療機関ではありませんが、手技療法を中心に、マッサージやストレッチ、姿勢の調整などで筋肉の緊張をゆるめ、体のバランスを整えるアプローチをしていきます。
方法としては、動きの悪い股関節や胸椎をストレッチでほぐしたり、骨格の歪みを調整したりすることで、腰への負担を軽減し、症状が和らぐことがあります。
ただし、ヘルニアそのものを取り除くことはできないため、あくまで対症療法として、痛みを和らげながら自然な回復をサポートする形になります。整形外科で検査を受けてから、整体院の施術を取り入れてみてください。当院でも、ヘルニアを和らげて改善していく施術を行っています。ヘルニアのつらい痛みや違和感は、早めに改善していきましょう。ぜひお気軽にご相談くださいね。
腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
