耳の中で「キーン」「ブーン」といった音が聞こえる耳鳴りにお悩みではありませんか?耳鳴りはご本人にしか分からないつらさがあり、症状によっては日常生活に大きな影響を及ぼすこともあります。
この記事では、耳鳴りが起こる原因や改善方法、予防におすすめの食材などについてご紹介します。
【音の高さ別】耳鳴りの原因は?
耳鳴りの聞こえ方や音の高さは人それぞれです。耳鳴りの音の高さによって、原因が異なることがあるのをご存知でしょうか。ここでは、耳鳴りを3つのタイプに分けて、それぞれの原因について解説します。
高音の耳鳴り
「キーン」「ピー」といった金属音や電子音のように聞こえる高音の耳鳴りは、耳を塞ぐと音が大きく感じられるのが特徴です。このような高音の耳鳴りの原因はいくつか考えられます。
まず、ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいを伴う突発性難聴が挙げられます。原因は不明な点が多いものの、ストレスが関係していると考えられています。もし片方の耳の聞こえが悪くなったと感じたら、できるだけ早く(遅くとも症状が出てから1〜2週間以内には)耳鼻咽喉科に相談することが大切です。
また、突然めまいが起こり、吐き気や嘔吐を伴うメニエール病でも、耳鳴りや難聴、耳の詰まり感が高音で現れることがあります。20代から50代の女性に比較的多く見られ、めまいを繰り返すのが特徴です。
さらに、神経を包む細胞にできる良性の脳腫瘍である聴神経腫瘍も、発症初期から片方の耳に高音の耳鳴りや難聴、ふわふわとしためまいが現れることがあります。
加齢によって聞こえが低下する老人性難聴は、両耳に高音の耳鳴りを伴うことがあります。50代から60代で発症することが多いですが、40代で始まるケースもみられます。
ストレスや疲労、睡眠不足が原因で自律神経のバランスが乱れ、高音の耳鳴りが現れる自律神経失調症も考えられます。一時的なものであれば心配いりませんが、もし耳鳴りがストレスになっている場合は、検査を受けてみましょう。
低音の耳鳴り
「ブーン」「ザー」といったボイラー音のような重低音で表現される低音の耳鳴りは、耳が詰まったような感覚(耳閉感)を伴い、耳を塞ぐと音が小さく感じられるのが特徴です。
低音の耳鳴りでは、先ほど高音の耳鳴りの原因としてもご紹介したメニエール病が挙げられます。メニエール病では、人によっては高い音ではなく、低い音の耳鳴りが起こることがあります。
また、低い音だけが聞こえにくくなる低音障害型感音難聴も、低音の耳鳴りを伴います。メニエール病と同じく20代から40代の若い女性に多く見られますが、めまいがないのが特徴です。このタイプの難聴は、比較的症状が軽く、聴力が回復しやすい傾向にありますが、ストレスや疲労などによって繰り返すこともあります。
さらに、肩や首のこり、心身の疲労、精神的なストレスが原因で低い音の耳鳴りが起こることもあります。天候の変化などで急に気圧が低下した時にも、一時的に低い音の耳鳴りが現れることがあります。
一定のリズムがある耳鳴り
「ドクドク」といった心臓の拍動と同じようなリズムで聞こえる耳鳴りは、拍動性耳鳴りと呼ばれ、こちらは特に注意が必要です。一定のリズムがある耳鳴りの背景には、脳とつながる血管に異常が起きている可能性が考えられます。
例えば、脳梗塞や脳出血の前兆として、拍動性の耳鳴りが現れることがあります。また、脳腫瘍によって血管が圧迫されることで、このタイプの耳鳴りが起こる可能性もあります。
心臓の音と一緒に聞こえる拍動性の耳鳴りは、大きな病気のサインである可能性も否定できません。もしこのような耳鳴りが続く場合は、早めに脳神経外科に相談し、MRI検査などの精密検査を受けましょう。
耳鳴りを改善する方法は?
耳鳴りを改善する方法はいくつかあります。ここでは、耳鳴りの症状を楽にするための代表的な改善方法についてご紹介します。
カウンセリング
耳鳴りは、それ自体がストレスとなり、さらに症状を悪化させてしまう悪循環に陥ることがあります。そのため、カウンセリングを受けることはとても大切です。不安な気持ちや苦痛を言葉にすることで、気持ちが少し楽になることもあるでしょう。
また、耳鳴りのメカニズムについて医師から詳しく説明を受け、正しく理解する「指示的カウンセリング」も有効です。耳鳴りがどうして起こるのか、どのように付き合っていくのが良いのかを理解することで、過度な不安が軽減され、ストレスが症状を悪化させる悪循環を断ち切る効果が期待できます。
薬物療法
耳鳴りの原因となっている病気が特定できる場合は、その病気を改善するための薬が処方されます。例えば、突然聞こえが悪くなる突発性難聴や、大きな音で耳を傷めてしまう音響性難聴の場合には、炎症を抑えるステロイド製剤や、血の巡りを良くする血管拡張剤、内耳の循環を改善する薬、ビタミンB12などが使われることがあります。
また、めまいを伴うメニエール病では、不安を和らげる抗不安薬や、体内の水分量を調整する利尿剤、ビタミン剤などが用いられることがあります。ほかにも、耳鳴りの症状に応じて、抗不安薬や抗うつ薬、抗けいれん薬、漢方薬などが使われるケースもあります。どのような薬が適しているかは、医師が症状や原因を詳しくチェックして判断していきます。
音響療法
耳鳴りに意識が集中してしまうのを和らげる方法として、「音響療法」があります。これは、耳鳴りに似た音や、波の音、小川のせせらぎといった自然の音などを聞くことで、耳鳴りから意識をそらし、少しずつ慣れていくことを目指す改善方法です。常に耳鳴りが聞こえている状態でも、意識を別の音に向けることで、耳鳴りの存在感を薄れさせていくイメージです。
耳鳴順応療法
「耳鳴順応療法」は、先ほどご紹介した「音響療法」と「指示的カウンセリング」を組み合わせた改善方法です。目的は、耳鳴りを完全に消し去ることではなく、耳鳴りに関する正しい知識を身につけ、さまざまな音を聞くことで、耳鳴りへの意識を分散させ、徐々に耳鳴りがある状態に慣れていくことです。
一般的には、6ヶ月以上耳鳴りに悩まされている方や、耳鳴りによって日常生活に大きな支障が出ている方が対象となります。この方法は数ヶ月から数年という比較的長い期間が必要になることもありますが、耳鳴りとの付き合い方を見つけ、生活の質を向上させることを目指します。
🔵耳鳴り予防におすすめの食材は?
耳鳴りの症状に悩まされている方にとって、少しでも改善のきっかけを見つけたいという気持ちはとてもよく分かります。実は、日々の食事も耳の健康と深く関わっているんですよ。特定の栄養素を意識して摂ることで、耳鳴りの予防や症状の緩和につながることも期待されています。ここでは、耳の健康をサポートし、耳鳴りのリスクを減らす可能性がある食材について、詳しくご紹介していきます。
🔵亜鉛
現代の食生活では、ミネラルが不足しがちだと言われています。特に、亜鉛は、私たちの聴力に深く関係していると考えられている大切なミネラルです。亜鉛が不足すると、耳の機能に影響が出ることがあるとされています。
亜鉛を多く含む食材としては、レバーや貝類がおすすめです。例えば、養殖の生がきには、一個あたり14.5mgもの亜鉛が含まれています。これは、豚レバー一食分(6.9mg)の2倍以上にもなります。その他にも、ハマグリやホタテなどの貝類、焼き海苔、カニやエビなどの甲殻類、魚卵、牛肉や豚肉、羊肉といった肉類、きな粉、油揚げ、かぼちゃ、ごま、アーモンド、切り干し大根なども亜鉛を豊富に含んでいます。
また、亜鉛はビタミンCと一緒に摂ることで、体への吸収がより良くなると言われています。魚介類や肉類を、野菜や柑橘類と組み合わせて食べるなど、食事に取り入れてみてくださいね。
🔵葉酸
耳鳴りの中には、耳の周りの血流が悪くなることが原因で、「ザーザー」といった血流音が耳鳴りとして聞こえるケースもあります。このような血流の悪化が原因の耳鳴りには、血を造る働きがある葉酸というビタミンを積極的に摂ることが良いとされています。葉酸を摂ることで、血液が増え、結果的に血流が改善されることが期待できます。
葉酸は水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、食事から摂る分には特に上限を気にする必要はありません。ただし、サプリメントなどから摂る場合は、摂取量の上限があるため注意が必要です。
葉酸を豊富に含む食材としては、焼き海苔が非常に優れていて、100gあたり1900mgもの葉酸が含まれています。手軽に葉酸を摂りたいなら、海藻類はとてもおすすめです。他にも、えだまめ(100gあたり320mg)、わかめ、青のり、モロヘイヤ、干ししいたけ、パセリ、ほうれん草、アスパラガスなども葉酸を多く含んでいます。
耳鳴りでお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
耳鳴りでお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
