「最近、なんだか首が痛む…」「パソコン作業をしていると、腕や手がしびれてくる…」などの首や肩、腕の不調に悩んでいませんか?
長時間のデスクワークやスマホの使いすぎで、同じような症状を抱えている人は多くいらっしゃいます。
症状としては、首・肩・腕・手にかけての痛みやしびれなどがあります。しかし、きちんと対処すれば、症状を和らげたり改善させたりできるものです。
この記事では、頚椎症の原因や症状、改善方法などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
頚椎症とは?首の骨(頸椎)の老化が引き起こす病気
頚椎症(けいついしょう)とは、首の骨である「頸椎」に、加齢に伴う変化が起きてしまう病気です。
私たちの首は7つの骨で構成されており、骨と骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があります。
年齢を重ねると、この椎間板がすり減って弾力性を失ったり、骨のフチがトゲのように変形(骨棘)したりします。
こうした変化によって、首の骨の中を通る大切な神経(脊髄)や、そこから枝分かれする神経(神経根)が圧迫され、痛みやしびれなどのさまざまな症状が引き起こされるのです。
多くの人が経験する、いわば「首の骨の老化現象」と考えると分かりやすいでしょう。
主な原因は加齢と「スマホ首」などの生活習慣
頚椎症の最も大きな原因は加齢による自然な変化です。
50歳を超えると、ほとんどの人の頸椎に何らかの変形が見られると言われています。
しかし、近年では若い世代でも頚椎症になる人が増えています。
その背景には、私たちの生活習慣が大きく関わっています。
以下の内容に心当たりはありませんか?チェックしてみましょう。
| 主な原因 | 具体的な内容 |
| 加齢 | 椎間板の水分が減少し、クッション性が低下する。骨が変形して骨棘ができる。靭帯が厚くなり、神経の通り道を狭める。 |
| 生活習慣(不良姿勢) | 長時間のデスクワークやスマホ操作で頭が前に出る「スマホ首」。猫背の姿勢。高すぎる枕の使用。 |
| その他 | 過去の首の怪我(むちうちなど)。喫煙による血行不良。重いものを運ぶ仕事。 |
特に、頭を前に傾けた姿勢は、首に大きな負担をかけます。
うつむく角度が深くなるほど負担は増え、頚椎症の進行を早める原因となりうるため注意が必要です。気になる場合はすぐにケアをするようにしましょう。
あなたの症状はどれ?頚椎症のサインをセルフチェック
頚椎症の症状は、神経のどこが圧迫されるかによって大きく2つのタイプに分かれます。
一つは、脊髄から枝分かれした神経の根元「神経根」が圧迫される「頚椎症性神経根症」です。
もう一つは、神経の大元である「脊髄」そのものが圧迫される「頚椎症性脊髄症」です。
それぞれの症状を以下にまとめました。
| 項目 | 頚椎症性神経根症 | 頚椎症性脊髄症 |
| 圧迫される場所 | 神経の枝(神経根) | 神経の幹(脊髄) |
| 主な症状 | 首・肩・腕・手にかけての痛みやしびれ(主に片側) | 両手足のしびれ、手先の使いにくさ、歩きにくさ、排尿障害 |
| 進行のリスク | 自然に良くなることも多い | 進行性で、放置すると重い後遺症が残る可能性がある |
ご自身の症状がどちらに近いか、次の項目で詳しくチェックしてみましょう。
どちらのタイプかによって、緊急性や対処法が異なります。
タイプ1:腕や手に広がる痛み・しびれ「頚椎症性神経根症」
神経根が圧迫されると、その神経が担当している範囲に沿って、鋭い痛みやしびれが走ります。
多くの場合、左右どちらか片方の腕や手だけに症状が現れるのが特徴です。
- 首を特定の方向に動かすと、腕に激痛が走る
- 肩甲骨の周りや、腕から指先にかけて電気が走るように痛む
- 腕や手の感覚が鈍くなったり、逆にジンジンとしびれたりする
- 握力が低下し、持っているものを落としやすくなった
- 痛みで夜中に目が覚めてしまう
圧迫される神経の場所によって、症状が出る部位も異なります。
例えば、親指にしびれが出る場合は第6頸神経、小指にしびれが出る場合は第8頸神経の圧迫が疑われます。
タイプ2:手足の動かしにくさ・歩行障害「頚椎症性脊髄症」
脊髄が圧迫されると、手足の動きをコントロールする命令がうまく伝わらなくなり、より深刻な症状が現れます。
こちらは両手足に症状が出ることが多く、放置すると徐々に進行していく危険性があります。
- 箸がうまく使えない、ボタンがかけられない、字が書きにくくなった(巧緻運動障害)
- 手足がジンジンとしびれて、感覚が鈍い
- 脚がもつれる、つっぱるような感じで歩きにくい
- 何もないところでつまずきやすくなった
- 階段を降りるのが怖い
- 頻繁にトイレに行きたくなったり、逆に尿が出にくくなったりする(膀胱直腸障害)
これらの症状に一つでも当てはまる場合は、神経に回復不能なダメージが及ぶ前に、できるだけ早く整形外科や整体院に相談してください。
悪化を防ぐ!頚椎症の人が日常生活で「やってはいけないこと」
頚椎症のつらい症状を和らげ、これ以上悪化させないためには、日常生活でのセルフケアが非常に重要です。
「これ以上悪くしたくない」という方は、無意識に首へ負担をかけていないか、ご自身の生活習慣を見直してみましょう。
ここでは、特に気をつけてほしい「やってはいけないこと」を具体的に解説します。
やってはいけない姿勢・動作
日中の何気ない姿勢や動作が、首への負担を積み重ねている可能性があります。
特に注意したいのは以下の点です。
- 長時間のうつむき姿勢:スマホや読書などで長時間下を向くのは避けましょう。頭の重さは約5kgもあり、うつむくだけで首には20kg以上の負荷がかかります。
- PC作業時の猫背・顎突き出し姿勢:画面をのぞき込むように顎を前に出す姿勢は、首の後ろの筋肉を緊張させます。モニターを目線の高さに合わせ、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばしましょう。
- 急に首を動かす・上を見上げる:急に振り向いたり、うがいなどで急激に上を向いたりすると、神経を圧迫することがあります。動作はゆっくりと行いましょう。
- 首をボキボキ鳴らす:一時的にスッキリしたように感じますが、頸椎や靭帯を傷つける危険な行為です。
頚椎症は完治する?放置するとどうなる?
頚椎症は加齢による骨の変化が原因なので、変形した骨を元通りにするという意味での「完治」は難しい症状です。
しかし、痛みやしびれといった症状をコントロールし、日常生活に支障がない状態を維持することは十分に可能です。
多くの場合は、薬物療法やリハビリテーション、生活習慣の改善といった保存療法で症状が和らぎます。
ただし、頚椎症を放置してしまうと、症状が悪化する可能性があります。
特に、手足の動かしにくさや歩行障害が見られる「頚椎症性脊髄症」を放置すると、麻痺が進行し、最終的には歩行が困難になったり、排尿・排便のコントロールができなくなったりする危険性があります。
症状の進行を防ぐためには、早期の検査と適切な施術が何よりも大切です。
頚椎症は、整体院でも改善することが可能です。痛みの原因を、ヒアリングによって突き止め、一人ひとりにあった改善方法で症状を良くしていきます。症状が続いていると日常生活に影響を及ぼすことがあるため、早めに改善していきましょう。症状が気になる方は、ぜひ『匠整体院』にお気軽にご相談くださいね。
頚椎症でお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
頚椎症でお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
