日本人の約3割が悩んでいる「腰痛」
- 腰が痛くて長く座っていられない
- 重たいものを持ち上げるのが怖い
- 腰痛のせいで立ち座りがつらい
上記のように、腰痛が原因で日々の生活に制限をかけられてしまったり、不快感から気持ちが落ち込んでしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、腰痛の種類や原因、症状、腰痛におすすめの薬について詳しくご紹介します。
腰痛の種類と原因

腰痛は大きく分けて「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」の2つの種類に分けられます。
原因が特定できる「特異的腰痛」に対し、X線やMRIなどの画像検査から痛みの原因が特定しきれないものは「非特異的腰痛」と言います。
実は、腰痛を訴える方の約85%は原因が特定しきれない「非特異的腰痛」であるとされているのです。
本章では特異的腰痛の原因として挙げられる疾患名や非特異的腰痛を引き起こす要因について解説していきます。
特異的腰痛の疾患名一例
特異的腰痛として挙げられる代表的な疾患名には以下のようなものがあります。
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- すべり症
上記は一部ではありますが、疾患ごとの特徴や症状について詳しく解説します。
椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、特異的腰痛の中でも多くみられる疾患です。
正常時の椎間板は骨と骨のクッションのような役割をしており、背中に可動域を持たせながら衝撃を吸収する役割を担っています。
しかし、椎間板は加齢とともにその水分量が減り、弾力が減少する傾向があります。
水分量が減った椎間板に負荷がかかり続けることにより、椎間板が変形し、中の髄核が飛び出し神経を圧迫することで痛みが生じてしまうのです。
腰の痛みだけでなく、足の強い痺れを感じやすく長時間の座位や歩行が辛くなりやすいです。
重度になると自分自身で身動きが取れず人のサポートが必要な状態になり、手術が必要となるケースもあります。
脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は60〜70代の方に多く見られる腰痛の1つです。
背骨の変形、背骨のズレ、椎間板や靭帯の肥大が原因となって、脊柱管が狭くなり神経を圧迫することが原因とされています。
脊柱管が狭窄してしまう原因は加齢によるものが大半です。
初期の頃は軽く腰や足に痺れを感じる程度で、気にならない方も多いですが、中〜重度になると歩行が困難になり、座っていても痛みや痺れを感じるようになるため日常生活にも大きな支障をきたすこととなります。
脊柱管狭窄症を引き起こすのは、過去にぎっくり腰やヘルニア、その他慢性的な腰痛に悩まれていた方に多く見られます。
すべり症

すべり症は背骨が前後にずれることでうまくかみ合わなくなり、ズレた背骨によって脊柱管が狭くなることで痛みが生じる疾患です。
すべり症の中には背骨の一部が分離してしまう「脊椎分離症」を伴う「分離すべり症」と分離症を伴わない「変性すべり症」があります。
脊椎分離症は腰のひねりや曲げ伸ばしの動きを繰り返すことで徐々に進行するとされています。
主に中年以降の女性に多く見られる疾患であり、重症化すると腰から足にかけて痛みが強くなり、歩行困難になるケースもあります。
非特異的腰痛の特徴と要因
原因が特定しきれないとされる非特異的腰痛ですが、日々の生活習慣が要因となっていることが大半です。
生活習慣による日常的な負荷は「特異的腰痛」「非特異的腰痛」のどちらも引き起こす要因となるため、日頃から正しい習慣を意識する必要があるでしょう。
▼非特異的腰痛の要因となりやすい生活習慣は以下の通りです
- 運動不足
- 不良姿勢から生じる歪み
- ストレス
以下ではそれぞれの項目がなぜ腰痛の要因となるのか解説します。
運動不足
近年はデスクワークも増えてきており、日中は座りっぱなし…という方も多いのではないでしょうか。
運動不足は血行不良を引き起こし、筋肉の柔軟性がなくなります。
柔軟性がなくなり硬くなった筋肉や関節は、そのままにしているとどんどん可動域が狭まってしまいます。
また、筋力が低下した状態では、本来の正しい姿勢を維持することが難しく、徐々に歪みが生じ、最終的に腰椎にも負荷がかかってしまうのです。
運動不足による悪循環は腰痛を悪化させてしまう大きな要因になるでしょう。
不良姿勢から生じる歪み
腰痛に悩む方は、デスクワークやトラックの運転手など、長時間同じ姿勢を取り続ける方に多く見られる傾向があります。
長期的な不良姿勢によってクセがついてしまうと、体の一部に過度な負荷がかかり、歪みの原因となります。
しかし、体に歪みが生じていても本人は無意識で行なっているためほとんどの方は気付きません。
無意識のうちに蓄積された負荷が痛みや、痺れなどの症状として現れてしまいます。
ストレス
人間は自律神経の働きによって「緊張状態」と「リラックス状態」を切り替えながらバランスを取っています。
しかし、日常的にストレスを感じていると自律神経が乱れ「緊張状態」が持続されてしまいます。
緊張状態は精神的な面だけでなく、筋肉にも影響し血行不良を引き起こしてしまうのです。
また、ストレスは痛覚過敏の症状を引き起こすことがあるため、本来であれば我慢できる程度の痛みでも、強く痛みを感じてしまう可能性があります。
腰痛でよくみられる症状

一口に「腰痛」といっても、腰回りのどの組織に痛みが生じているのか?によって痛みの感じ方は異なります。
中でもよくみられる症状は以下の通りです。
- 体を動かした時にピキッと痛む
- 腰が重く、鈍い痛みが継続している
- お尻や足先までビリビリと痛む
- 腰の奥の方がズキズキと痛む
腰痛が発生する場所は主に「筋肉」「筋膜」「関節」「椎間板」「神経」です。
痛みには軽度〜重度まで段階がありますが、重度までくると「足が痺れて歩くことができない」「じっとしていても痛みがある」といったように、日常生活に大きな支障をきたします。
最初は軽度だった痛みも放置していると、痛みの強さや頻度が増えてくる可能性も大いにあるため、日常生活でできるケアや専門家に相談して痛みを引き起こしている根本要因を改善していく必要があるでしょう。
【症状別】腰痛に効く市販薬の選び方|3つの有効成分を徹底比較
病院へ行くほどではないけれど、つらい腰痛をどうにかしたい。
そんな時に頼りになるのが市販薬です。
市販の腰痛薬を選ぶ上で最も大切なのは、「自分の痛みの種類に合った有効成分を選ぶ」ことです。
一言で腰痛といっても、その原因や痛みの質はさまざまです。
ここでは、代表的な3つの有効成分グループについて、どのような痛みに効果的なのかを解説していきます。
①【ズキズキ・急な痛みに】NSAIDs(ロキソプロフェンなど)
ぎっくり腰のように、急に「ズキッ」とくる強い痛みや、患部が熱を持っているような炎症性の痛みには、「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」が最も効果的です。
NSAIDsは、痛みの原因物質である「プロスタグランジン」の生成を抑えることで、優れた鎮痛・抗炎症作用を発揮します。
市販薬に含まれる代表的なNSAIDsには、「ロキソプロフェン」と「イブプロフェン」があります。
どちらも効果的ですが、以下のような違いがあります。
| 成分 | 効果の強さ | 速効性 | 胃への負担 | 代表的な商品 |
| ロキソプロフェン | 強い | 速い | やや大きい | ロキソニンS |
| イブプロフェン | やや穏やか | 比較的速い | 比較的マイルド | イブA錠 |
ロキソプロフェンは効果が高い分、胃への負担が大きくなる傾向があります。
胃が弱い方は、胃粘膜を保護する成分が配合された製品を選んだり、食後に服用したり、胃薬を併用したりするなどの工夫をしましょう。
②【胃が弱い・慢性痛に】アセトアミノフェン(カロナールなど)
「痛み止めは胃が荒れるから苦手」「慢性的に続く鈍い痛みをなんとかしたい」という方には、「アセトアミノフェン」が選択肢になります。
アセトアミノフェンは、NSAIDsとは異なる作用で痛みを和らげるため、胃への負担が非常に少ないのが特徴です。
- 胃に優しい:空腹時でも服用できる製品が多いです。
- 子どもや高齢者にも使いやすい:比較的安全性が高いとされています。
- 熱を下げる効果も高い:風邪による発熱や頭痛にも使われます。
代表的な商品には「タイレノールA」や、医療用の「カロナール」と同じ成分の市販薬があります。
ただし、NSAIDsに比べると炎症を抑える作用は弱いため、ぎっくり腰のような強い炎症には効果が不十分な場合があります。
また、過剰に摂取すると肝臓に負担がかかるため、用法・用量を必ず守ることが重要です。
③【筋肉のこり・血行不良に】ビタミン剤(アリナミンなど)
「長時間同じ姿勢でいると腰が重くなる」「マッサージに行くと楽になる」といった、筋肉のこりや血行不良が原因の慢性的な腰痛には、ビタミン剤が有効な場合があります。
これらは直接的な痛み止めではありませんが、腰痛の根本原因にアプローチし、内側から症状を改善する効果が期待できます。
- ビタミンB1:神経の働きを正常に保ち、筋肉の疲労回復を助けます。
- ビタミンB12:傷ついた末梢神経を修復する働きがあります。
- ビタミンE:血行を促進し、筋肉のこりを和らげます。
代表的な商品には「アリナミンEXプラス」などがあります。
即効性はありませんが、飲み続けることで体質改善につながります。
痛みが強い場合は、NSAIDsなどの痛み止めと併用するのも効果的な使い方です。
腰痛でお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
腰痛でお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
