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肩甲骨の真ん中が痛い原因は?対処法や放置するとどうなるか解説!

肩甲骨の真ん中あたりが痛い原因にはいくつかの理由が考えられます。肩こりや五十肩などのように割と身近なものをはじめ、ほかの疾患が関わっていることも。この記事では、肩甲骨の真ん中が痛い原因や対処法などについて詳しく解説します。

目次

肩甲骨の真ん中が痛い原因は?

普段の生活で、特に何かした覚えもないのに、肩甲骨の真ん中がズキズキしたり、重く感じたりすると、不安になりますよね。もしかしたら、ただの疲れではなく、体が何かを伝えようとしているサインかもしれません。

肩甲骨の真ん中の痛みは、実はさまざまな原因が考えられます。長時間同じ姿勢での作業や、毎日の習慣が影響していることもあれば、思いがけない病気が隠れていることも。

ここでは、肩甲骨の真ん中が痛む原因として考えられるものをいくつか紹介します。

肩こり

長い時間同じ姿勢で作業したりスマホを見過ぎたりすることで、首や肩の筋肉が固くなってしまうことがあります。これが、いわゆる肩こりです。筋肉が緊張すると、肩甲骨の真ん中あたりにも痛みを感じることがあります。ゆっくりお風呂に入ったり、ストレッチをしたりして、筋肉をほぐしてあげると徐々に楽になれます。

五十肩

五十肩は、肩の関節や周りの組織が炎症を起こして、痛みや動きにくさを感じる状態です。年齢とともに起こりやすくなるといわれていますが、若い方でもなることがあります。肩を動かすとズキズキしたり、夜中に痛みで目が覚めてしまうことも。無理せず、ゆっくりと肩を休ませてあげてくださいね。

肩腱板断裂

肩の腱板という組織が、加齢やケガなどで切れてしまうことがあります。これが肩腱板断裂です。肩を動かす時の痛みや、夜間の痛みが特徴です。日常生活で肩を酷使することが原因のひとつと言われています。もし、肩を動かすのがつらいと感じたら、早めに病院に相談しましょう。

頸椎椎間板ヘルニア

首の骨と骨の間にある椎間板が変形して、神経を圧迫することがあります。これが頸椎椎間板ヘルニアです。首だけでなく、肩甲骨の内側に痛みを感じることも。首や肩、腕にしびれを感じることもあります。

胸椎椎間関節症

背骨の関節が炎症を起こす胸椎椎間関節症も、肩甲骨の内側に痛みを感じることがあります。背中や腰の痛みと合わせて、肩甲骨の内側も痛む場合は、この可能性も考えてみてください。

心筋梗塞

まれではありますが、心臓の病気である心筋梗塞が原因で、肩甲骨や背中に痛みを感じることがあります。突然の激しい痛みや、冷や汗、呼吸困難などを伴う場合は、すぐに救急車を呼んでください。

大動脈瘤

大動脈という太い血管に瘤(こぶ)ができる大動脈瘤も、肩甲骨や背中の痛みを引き起こすことがあります。特に、大動脈解離という状態になると、激しい痛みが起こります。もし、今まで経験したことのないような激しい痛みを感じたら、迷わず救急車を呼びましょう。

胆石

胆石が原因で、右肩甲骨の下あたりや右肩に痛みを感じることがあります。これは、痛みの原因となる場所と、実際に痛みを感じる場所が異なる「関連痛」というものです。もし、右肩甲骨あたりに痛みを感じる場合は、消化器系の病気も考えてみてください。

このように、肩甲骨の真ん中の痛みには、さまざまな原因が考えられます。もし、痛みが続く場合や、ほかの症状を伴う場合は、我慢せずに病院で診てもらいましょう。

肩甲骨の痛みを放置するとどうなる?

「そのうち治るだろう」と、肩甲骨の痛みを放置していませんか?

肩甲骨の痛みは、放っておくと、体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、痛みが慢性化してしまうと、常に肩が重く感じたり、動かしにくくなったりして、日常生活に支障をきたすかもしれません。

「ちょっとそこまで」のお買い物や、お子さんを抱っこすることさえ、つらく感じてしまうかもしれません。

また、痛みがあると、どうしても体が痛みを避けようとして、姿勢が悪くなりがちに。

猫背になったり、体が左右どちらかに傾いたりすると、肩こりや頭痛、腰痛など、ほかの部分にも痛みが出てきてしまうことがあります。

さらに、肩の痛みが進行すると、関節や軟骨が損傷してしまうことも考えられます。

そうなると、日常生活に支障が出るだけでなく、手術が必要になる場合もあるのです。

単なる肩の痛みと軽く考えずに、早めに適切な対処を受けることが大切です。

肩甲骨の真ん中が痛い時の対処法は?

「肩甲骨の真ん中が痛い…」そんな時、どうすればいいか悩みますよね。

つらい痛みを和らげて、少しでも楽になりたいと思うのは当然のことです。ここでは、肩甲骨の真ん中が痛む時に、自分でできる簡単な対処法をご紹介します。

先にご紹介したように、ほかの疾患問題の可能性があるので、まずは病院などに相談しましょう。大きな問題がなければ、セルフケアで改善できるため、ここからご紹介する対処法をお試しください。

ストレッチを行う

肩甲骨の真ん中が痛むときは、無理のない範囲でストレッチを行うことで、筋肉の緊張がやわらぎ、血流も良くなります。意識して肩まわりを動かすことで、関節の動きがスムーズになり、痛みの軽減にもつながります。ここでは、簡単にできるストレッチを3つご紹介します。呼吸を止めず、ゆっくり気持ちよく伸ばすのがポイントです。

仰向けで腕を上げるストレッチ

仰向けに寝転がり、痛い方の腕を反対の手でそっと支えながら、頭の上へゆっくりと持ち上げます。力を抜いて3〜5秒キープし、ゆっくり下ろします。これを5回ほど繰り返しましょう。

壁を使ったストレッチ(正面)

壁に向かって立ち、手の指先(人差し指と中指)を使って壁を這い上がるように腕を持ち上げていきます。無理なく上がるところまで上げたら、5〜10秒キープします。これも10回ほどが目安です。

壁を使ったストレッチ(横向き)

壁に対して体を横にして立ち、同じように腕を這わせながらゆっくり上げていきます。肩がじんわり伸びるところで止めて数秒キープしましょう。左右ともに行うとバランスがとれておすすめです。

体の左右のバランスを整える

肩甲骨の痛みは、姿勢のクセや体の使い方にも関係しています。たとえば片方の肩だけにバッグをかける、いつも同じ足を組む、といった習慣が続くと、筋肉のバランスが崩れて肩に負担がかかりやすくなります。

また、長時間の前かがみ姿勢や、左右どちらかに偏った動きも要注意。意識して姿勢を見直したり、リュックのように左右均等に重さを分散できるアイテムに替えたりするのも効果的です。

日頃から「体をまっすぐ使う」ことを意識することで、肩周りの不調が和らぎやすくなります。

血流を促す

肩甲骨まわりの痛みをやわらげるには、血流を良くすることも大切です。冷えや運動不足で血の巡りが悪くなると、筋肉がこわばりやすくなり、痛みの原因につながります。

特別な運動でなくても、毎日少しずつ体を動かす習慣をつけることで、肩まわりもほぐれていきます。おすすめはウォーキングです。

歩くときは背筋を伸ばし、あごを軽く引いて、腕をリズム良く振ると肩の動きもスムーズになります。軽く汗ばむくらいのペースで10〜20分がおすすめです。無理なくできる範囲から始めてみましょう。

肩甲骨の痛みでお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!

肩甲骨でお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。

当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。

例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。

  • 膝を直接床につける
  • 床中心の生活
  • 強い力によるマッサージ

しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。

根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。

今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!

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