パソコン作業中やスマートフォンの操作中、あるいは寝起きに指が「ピキーン!」とつってしまい、思わぬ痛みを経験したことはありませんか?短時間で痛みが消えることが多いとはいえ、急な痛みは本当に不快なものでしょう。
指のつりは、よくある体の不調の一つですが、その背景にはいくつかの原因が隠れています。単なる一時的なものではなく、体が発する病気のサインとも考えられます。
この記事では、指がつる原因や考えられる疾患などについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
指がつる原因は?
指のつりにはいくつかの原因が考えられます。まずは原因についてご紹介します。
体が冷えている
「体が冷えていると指がつる」というのは、よく聞く話ですよね。冬場や冷房の効いた部屋に長時間いると、指先がひんやりとして、急につってしまうことがあります。これは、体が冷えることで血管が収縮し、血液の流れが悪くなることが関係しています。血液は、筋肉に酸素や栄養を運び、老廃物を回収する役割を持っています。血行が悪くなると、筋肉に必要なものが届きにくくなり、うまく機能できなくなって、つりやすくなってしまうのです。
また、冷えによって筋肉自体も硬くなりやすいため、ちょっとした動きでもつりやすくなることがあります。指先だけでなく、体全体を温めることで、血行が改善され、つるリスクを減らすことができます。
ミネラルが不足している
人間の体はたくさんの栄養素でできていますが、なかでもミネラルは、筋肉や神経の働きをスムーズにするためにとても大切です。特に、カリウム、マグネシウム、カルシウムといったミネラルは、筋肉の収縮や弛緩に関わっており、これらが不足すると、筋肉が正常に働かなくなって指がつりやすくなることがあります。
激しい運動で汗をたくさんかくと、体からミネラルが失われやすくなりますし、偏った食事もミネラル不足の原因になります。バランスの取れた食事を心がけて、意識的にミネラルを補給することで、つりを予防できるでしょう。野菜や果物、ナッツ類などを取り入れてみてくださいね。
筋肉に疲労が溜まっている
普段から指をよく使う方は、筋肉の疲労が原因で指がつっているのかもしれません。例えば、長時間のパソコン作業やスマホの操作、楽器の演奏などで指を酷使すると、指や手のひらの小さな筋肉に負担がかかり、疲労が蓄積されます。疲れた筋肉は、血行が悪くなったり、栄養が届きにくくなったりして、柔軟性が失われ、ちょっとした拍子につりやすくなってしまいます。また、疲労がたまると、筋肉を動かす神経の伝達も乱れやすくなることがあります。日頃から指や手を休ませる時間を設けたり、ストレッチで筋肉をほぐしてあげたりすることが大切です。疲労をため込まず、こまめにケアしていきましょう。
脱水症状を起こしている
体から水分が失われる脱水症状も、指がつる原因のひとつとして考えられます。私たちの体の約60%は水分でできており、血液も筋肉も、正常に働くためには十分な水分が必要です。水分が不足すると、血液が濃くなり、血行が悪くなるだけでなく、前述したミネラルも体内でうまく機能しなくなってしまいます。特に、汗をたくさんかく夏場や、運動後、あるいは知らず知らずのうちに水分摂取量が減っていると、脱水状態に陥りやすくなります。のどが渇いたと感じる前に、こまめに水分を補給することが大切です。水やお茶はもちろん、スポーツドリンクなども活用して、体内の水分バランスを保つよう心がけましょう。
指のつりが改善されない時に考えられる疾患は?
指のつりは、体の冷えやミネラル不足など、比較的日常的な原因で起こることが多いですが、なかなか改善しない場合は何か別の原因が隠れている可能性も考えられます。ここでは、指のつりのように感じられる症状を引き起こす、いくつかの疾患についてご紹介します。
ばね指
ばね指とは、指を曲げ伸ばしする時に、バネのようにカクカクとした引っかかりを感じたり、痛みがあったりする症状です。指の付け根には、腱がスムーズに動くようにトンネル状になった腱鞘という組織がありますが、指の使いすぎなどでこの腱鞘が炎症を起こし、腱が引っかかってしまうことで発症します。特に朝方に症状が強く出たり、指を伸ばそうとすると痛くてつっているような感覚に襲われたりすることがあります。指の使いすぎが原因となることが多いため、手を使う作業が多い方に起こりやすいと言われています。
症状が軽いうちは安静にしたり、ストレッチをしたりすることで改善することもありますが、痛みが強い場合や日常生活に支障がある場合は、整形外科や整体院に相談してみましょう。
関節リウマチ
関節リウマチとは、免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気です。体のあちこちの関節に炎症が起こり、痛みや腫れ、こわばりといった症状が出ます。特に手の指や手首の小さな関節から症状が出始めることが多く、朝起きた時に指がこわばって動かしにくい、まるで指がつっているかのような感覚を覚えることもあります。このこわばりは、動かし始めると少しずつ和らぐことが多いですが、進行すると関節が変形してしまうこともあります。痛みだけでなく、だるさや微熱などの全身症状を伴うこともあります。もし、複数の関節にこのような症状が長く続くようでしたら、早めに病院に相談しましょう。
手根管症候群
手根管症候群は、手首にある手根管というトンネル状の場所で、正中神経という神経が圧迫されることで起こる病気です。この神経は、親指から薬指の半分にかけての感覚や、親指の付け根の筋肉の動きを司っています。そのため、神経が圧迫されると、親指から薬指にかけてのしびれや痛み、時にはつるような感覚やジンジンする感覚が現れます。夜間や明け方に症状が強くなりやすく、手を振ったりすると楽になることがあります。指先の感覚が鈍くなったり、親指の力が入りにくくなったりすることもあります。パソコン作業や手首をよく使う仕事の方に起こりやすいと言われています。
頚椎症
頚椎症は、首の骨やその周りの組織が加齢などによって変形し、神経を圧迫することで、首や肩、腕、手などに症状が出る病気です。神経の圧迫される場所によって症状は異なりますが、手の指にまでしびれや痛み、つるような感覚が現れることがあります。これは、首から腕や手に向かって伸びる神経の通り道が狭くなり、神経に負担がかかるためです。
指だけでなく、腕全体がだるい、力が入りにくい、といった症状を伴うこともあります。首を動かすと症状が悪化したり、特定の姿勢で楽になったりすることもあります。
変形性手指関節症
変形性手指関節症は、指の関節の軟骨がすり減り、関節が変形する病気です。特に指の先端の関節(DIP関節)や、その次の関節(PIP関節)に起こりやすいと言われています。関節の変形が進むと、指が腫れたり、こわばったり、動かすと痛みを感じたりします。
特に、朝方に症状が強く出やすく、手を使いすぎると痛みが悪化することがあるので注意が必要です。加齢とともに発症しやすくなりますが、遺伝的な要因や指の使いすぎなども関係すると言われています。
指のつりは整体院で改善できる?
整体院では、筋肉や骨格のバランスを整えることで、血行不良や筋肉の疲労からくる指のつりの改善を目指せます。例えば、指だけでなく、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を調整したりすることで、つりが起こりにくくなるようサポートいたします。
しかし、ばね指や手根管症候群、関節リウマチなどの病気が原因で指がつる症状が出ている場合、整体院で検査や施術はできません。
指のつりが続く、痛みが強い、しびれがあるといった場合は、まず整形外科などの医療機関に相談し、判断を受けることが大切です。その上で、整体院でのケアが必要か相談すると良いでしょう。もし必要であれば、早期改善が目指せる当院にお任せくださいね。
指がつってお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
指がつってお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
