体をぶつけてしまうと、打撲ができることがあります。最初は大したことなくても、あとからじわじわと痛みが出てきたり、腫れてきたりすると心配になるものです。打撲は、軽いものから注意が必要なものまでさまざまですが、いずれにしても早めに対処することが大切です。この記事では、打撲ができる原因や、自宅でできる対処法「RICE」のポイント、さらにお風呂に入っていいタイミングなどについて、詳しく解説していきます。
打撲の原因は?
ふとした拍子に体をぶつけてしまい、あとからじんわりと痛みが出てくることがあると思います。これは、「打撲」といって、日常生活の中でもよくあるケガのひとつです。打撲になる原因はさまざまですが、基本的には外部からの衝撃によるものです。まずは、打撲が起こりやすいシチュエーションについて詳しくご紹介します。
転倒・転落
打撲の原因としてもっとも多いのが、転倒や転落によるものです。
歩いている時にバランスを崩して転んでしまったり、階段や段差から足を踏み外して落ちたりすると、地面や壁などの硬いものに体をぶつけてしまい、打撲を起こします。高齢の方や小さなお子さんはこの状況になりやすいため特に注意が必要です。また、雨の日の濡れた床や段差の見えづらい場所では、思わぬ事故が起こりやすくなります。体のどこかを強く打つと、皮膚の下にある血管が傷つき、内出血や腫れをともなうことがあります。
衝突・接触
スポーツや日常のちょっとした動作の中で、人や物にぶつかってしまった時にも打撲になることがあります。例えば、サッカーやラグビーのような激しい接触があるスポーツでは、相手とぶつかることで体に強い衝撃を受けやすくなります。また、部屋の角に足をぶつけたり、自転車やカートなどに接触したりしても、皮膚の下の組織がダメージを受けて打撲になることがあります。軽く見える衝突でも、後から痛みや腫れが強くなる場合があるため、注意が必要です。
落下物
頭の上から何かが落ちてきて体に当たった時も、打撲が起こることがあります。たとえば、棚の上から物が落ちてくる、引き出しの中身が滑り落ちる、あるいは工事現場や作業中に工具などが落下する場面などです。頭や肩などに当たると、思った以上の衝撃になることがあります。物の重さや落ちてきた高さによっては、内出血だけでなく、痛みや腫れ、場合によっては骨への影響も考えられるので、強くぶつけたときは無理をせず様子を見ることが大切です。
打撲の改善には「RICE」がおすすめ
打撲をしてしまった時に役立つのが「RICE(ライス)」と呼ばれる対処方法の基本です。安静・冷却・圧迫・挙上の4つのステップで、痛みや腫れを抑えて回復をサポートします。ここからは、打撲の改善方法の「RICE」について詳しくご紹介します。
Rest(安静)
打撲をしたときにまず意識すべきことは、安静にすることです。痛みや腫れがあるにもかかわらず無理に体を動かしてしまうと、患部への負担がどんどんと大きくなっていき、回復までに時間がかかってしまうことがあります。家事や仕事での動作の際に「これくらいは平気」と思って動きたくなるかもしれませんが、体を守るためにはまずは安静にするようにしましょう。安静にする時は、できるだけ打撲した部位を動かさず、心地良い姿勢で過ごしましょう。例えば、足の打撲なら椅子や床に座って足を伸ばし、クッションなどで支えるのがおすすめです。腕の場合は体に添えるようにして、腕をつり下げるサポーターなどを使っても良いでしょう。初期の段階でしっかり休ませることで、内出血や腫れの広がりを最小限に抑えることができます。これ以上悪化させないための時間として、安静にする時間を作りましょう。
Ice(冷やす)
打撲したあとは、できるだけ早く冷やしましょう。冷やすことで血管が収縮し、内出血の拡大や腫れ、痛みをやわらげる効果が期待できます。理想は、打撲してから30分以内に冷却を始めることです。保冷剤や冷却スプレーがあれば便利ですが、もし手元になければ、氷と少しの水をビニール袋に入れ、タオルでくるんで患部に当てるだけでも十分です。冷やす時間の目安は15〜20分程度がおすすめです。冷やしすぎは逆効果になることがあるため、40分ほど間隔をあけて繰り返すようにしてくださいね。冷却は痛みが強い間は数日続けても構いませんが、冷たすぎる状態を肌に直接長時間当てないよう注意しましょう。夜寝るときなどは冷湿布を貼っておくと冷却が続きやすく、寝ている間の痛み軽減にもつながります。冷やすというのは、炎症を広げないための大切な段階でもありますので、ぜひお試しくださいね。
Compression(圧迫する)
打撲による腫れや内出血を抑えるには、患部を軽く圧迫することも効果的です。圧迫することで血管の広がりが抑えられ、内出血が広がりにくくなるため、腫れや痛みの悪化を防ぎやすくなります。圧迫にはテーピングや弾性包帯など、伸縮性のある素材を使うのがおすすめです。巻くときのコツは「ゆるすぎず、でもキツすぎない」を意識することです。ぎゅうぎゅうに巻いてしまうと、逆に血流を妨げてしまい、しびれや冷えの原因になってしまうこともあります。巻いたあとは、指先の色や感覚に変化がないかを確認しましょう。痛みや圧迫感が強すぎると感じたら、すぐに外して調整してくださいね。また、包帯は長時間巻きっぱなしにせず、数時間ごとに緩めたり外したりすることで、皮膚への負担も減らせます。初期段階では特に効果的な対処方法なので、冷やすのと併せて行うことで、早期の回復が期待できます。
Elevation(高く上げる)
打撲をした部位を心臓より高い位置に保つことも、炎症を抑えるうえでとても大切です。これを「挙上(きょじょう)」といい、血液が患部に集まりすぎないようにして、腫れや痛みを軽減させる目的があります。例えば、脚を打撲した場合には、寝転んでクッションや毛布を重ねて脚を乗せるだけで、簡単に高さを確保できます。腕なら、タオルを巻いて肩から吊り下げるようにしたり、肘掛けや台に乗せたりする方法も有効です。挙上は、安静と組み合わせて行うとより効果的で、体全体のリラックス効果にもつながります。なお、打撲の多くは3日ほどで痛みや腫れが落ち着いてくることが多いですが、もし数日たっても腫れが引かない、痛みが増す、動かしにくくなるなどの症状がある場合は、骨折や靭帯損傷など他のケガが隠れている可能性も考えられます。
打撲になった後お風呂に入ってもいい?
打撲した直後は、できるだけお風呂に入るのは控えた方がいいとされています。それは、打撲によって起こる腫れや痛みは炎症反応によるもので、この炎症は体を温めることで悪化してしまう可能性があるからです。
湯船に浸かって体がぽかぽか温まると、血流が促進されて、かえって腫れや内出血が広がることがあります。しかし、全身を清潔に洗い流したいと思うでしょう。その場合は、患部を温めないように注意しながらシャワーを使えばOKです。熱すぎるお湯は避けて、軽く洗い流す程度にしましょう。お風呂に入ってもよい目安は、腫れが落ち着いて痛みが和らいできた頃です。この時期には、逆に温めることで血行が良くなり、回復を助けることもあります。冷やすか温めるか迷った時は、ぜひお気軽に当院にご相談くださいね。
打撲でお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!
打撲でお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。
当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。
例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。
- 膝を直接床につける
- 床中心の生活
- 強い力によるマッサージ
しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。
根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。
今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!
