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足が冷えるのは病気?原因や毎日できる冷え対策をご紹介!

足の冷えには日常的な原因から病気による原因までさまざまな背景があります。足の冷えは、気温が低い冬だけでなく、夏場でも悩まれる方は少なくないでしょう。冷え症とは思っていても、足が冷える原因にはどのようなものがあるのか知りたいとお考えではありませんか。

今回は、足が冷える原因を日常生活と病気によるものそれぞれで解説していきます。また、冷え対策についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

足が冷える原因は?

多くの人が足が冷える経験をしたことがあるでしょう。常に足が冷えているという人は、その原因を考えたことはあるでしょうか。足が冷える原因にはさまざまなものがあります。ここでは、考えられる4つの原因について解説していきます。同時に対策についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

同じ姿勢による血行不良

同じ姿勢を取り続けていると、血液の循環が停滞気味になり冷えを引き起こすことがあります。特に座っている姿勢は、足の血液循環が滞りやすく、冷えやむくみの原因です。また、長時間の同一体位はエコノミー症候群を引き起こしやすくなります。

1〜2時間に1回は体制を変えるなどして血液循環を意識すると良いでしょう。

冷たい飲み物や食べ物の摂取のしすぎ

冷たい飲み物や食べ物は、体を冷やすだけでなく足が冷える原因にもなります。夏場などで体温が上昇した際などは、熱中症や体温上昇による体調不良などの予防に効果的です。しかし、冷え症の人などが冷たいものの摂取をし過ぎると足の冷えを助長させてしまう可能性があります。

反対に、香辛料や生姜、ハーブを使用した食べ物や飲み物は体を温める作用があるので、冷え症の人におすすめです。

薄着による冷え

薄着は、体全体の冷えだけでなく足の冷えにもつながります。特につま先がでているサンダルや足首がでている服装、靴下を履かないなどは足が冷える原因です。

季節や気温に応じて服装を調整することは大切ですが、それに応じて足が冷えないような対策も講じると良いでしょう。例えば、冬場などは保温性に優れた靴下やブーツの着用、春先や秋口はしっかりと靴下を履いて足先を出さないようにするなどです。夏場は、汗で蒸れることや熱中症になる可能性もあるため室内と屋外で適宜調整すると良いでしょう。

喫煙の影響

喫煙は、血管収縮作用があるため血行不良から足だけでなく体全体の冷えの原因です。血管収縮により末梢血管はより血行不良となるため、足の冷えの原因となります。特に冬場などの気温が低い屋外での喫煙は冷えを助長させます。また、女性はホルモンの関係や男性に比べて筋肉量も少ないことから喫煙によって冷えやすくなるとも言われています。

足がずっと冷えているのは病気?

足の冷えは病気なのではないかと心配になる人も少なくないでしょう。外気温や姿勢などの原因によって足が冷える以外にも、病気によって冷えが引き起こされていることはないのか不安を解消するために、冷え症と関連する病気について解説していきます。

低体温症

低体温症とは体温が35度以下の状態をいい、医学的には冷え症とは別物であるとされています。低体温症は、意識障害や低栄養、体温を司る脳の部位や甲状腺などの機能低下、冬山や海などでの遭難などで引き起こされることがあります。症状として、初期は全身の震えが起こります。これは、体が体温を維持・向上させようとする防衛本能から起こるものです。その後、筋肉は硬直し脳の働きも低下するためボーッとしているような状態になります。さらに進行していくと、呼吸や脈拍、血圧は低下し、昏睡状態となり25度以下では仮死状態、20度以下で死に至ります。

冷え症は、低体温症のような命に関わる症状はありません。冷え症は、運動不足や不摂生、エアコンの使いすぎ、過度なダイエットなどにより起こることがあります。また、平熱が35度である人は体が冷えやすい状態となる可能性があるため注意が必要です。

動脈硬化

動脈硬化とは、血管の柔軟性が低下し血液を巡らせるためのポンプのような動きも鈍くなっていることで、血圧の上昇や血管ないが詰まりやすい状態、血行不良などを引き起こします。また、脳出血や脳卒中、心筋梗塞などの危険性も高まる病気です。下肢に動脈硬化が起こることで、足の冷えを感じるでしょう。

動脈硬化は、生活習慣病の一つです。加齢とともに血管の衰えで起こることもありますが、食生活の乱れや喫煙、飲酒の習慣などで引き起こされます。一度動脈硬化に陥ると治すことはできず、血管に負担をかけないような生活を心がけて、悪化しないようにすることしかできません。

末梢動脈疾患

末梢循環疾患は動脈硬化が足先や指先などの末梢に起こるもので、前述した動脈硬化が主な原因です。その中でも、末梢循環に影響を与えるのが糖尿病や腎臓病です。糖尿病は、末梢循環動態を悪化させやすく、壊疽や壊死に陥ることもあります。さらに末梢循環が不良なために、治癒効率も低下し、末梢の患部からは感染症を引き起こしやすい状態となります。

腎臓病は、老廃物の排泄機能が低下するため体に老廃物が蓄積し、むくみや血圧の上昇、体重増加、吐き気、息苦しさなどの症状が現れます。これらが要因となって末梢循環も不良となることがあり、足の冷えや痺れ、痛みなどを引き起こす原因です。

甲状腺機能低下症

甲状腺は、新陳代謝の促進や脳の活性化などに影響しており、その中でももっとも重要な役割として体温の調整を担っている器官です。甲状腺の機能が低下すると、体温の低下だけでなく、脱毛や肌荒れ、意欲の低下、息切れなどの症状が現れます。男女比では、女性に多く見られ、特に20〜40代に多いとされています。

無治療の場合、症状が悪化し最悪の場合には命に関わる可能性もありますが、一般的にはホルモン剤を服薬することで日常生活に支障をきたさないような病気です。

日頃からできる足の冷え対策は?

足の冷えの原因となる習慣や病気について解説しました。足の冷えを引き起こさないようにするためには、原因の習慣を見直すこと以外にも日頃からできる対策がいくつかあります。

では、どのような対策が足の冷えに効果的なのでしょうか。3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

運動をして血流を促す

運動は、全身の血流を促すため足の冷えにも効果的です。筋肉を使うことで、熱を発生させ体温が上昇します。体温の上昇は血管拡張作用があり、血液循環を促進させることができます。その結果、末梢血管の循環も促進され冷えの改善につながるでしょう。

運動が難しい場合には、マッサージやストレッチをすることでもその効果が期待できるでしょう。

締め付けのない靴下を履く

足を温めるために靴下を履くのは効果的ですが、キツすぎると末梢血管の循環を妨げる可能性があるため注意が必要です。ある程度のゆとりがあり、足首まで覆える厚手の靴下は足の冷えを改善する効果が期待できます。

全身浴をする

全身浴は、体全体の血液循環を促進させるのに効果的で、体の外側からも温まることができるので足の冷えの改善につながるでしょう。40度前後の熱すぎない温度でゆっくりと体を温めるとより効果的です。

足湯も末梢血管を拡張させ、循環を促す効果が期待できるためおすすめです。

靴下を履いたまま寝るのは冷え対策になる?

足の冷え対策のために靴下を履いたまま寝ることは、ポイントさえ抑えていれば効果的です。人は汗をかくことや皮膚からの不感蒸泄によって体温調整をしています。そのため、就寝時に靴下で足を覆ってしまうと体温調節がうまく行えずに、体に熱をこもらせてしまうこともあります。就寝前に足の冷えが気になる人は、就寝時まで靴下を履き布団に入る際には脱ぐようにすると冷えを気にせずに睡眠につけるかもしれません。

靴下を履いたまま寝たい時にはどのようなポイントがあるのでしょうか。下記の点を参考にしてください。

  • 通気性が良いものを選ぶ
  • 締め付けがなく、ゆとりがあるものを選ぶ
  • 足先が開いているオープントゥタイプを選ぶ
  • レッグウォーマーにする

足の冷えでお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!

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サイト監修者

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