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足がすぐしびれるのはなぜ?すぐにできる対処法やストレッチ方法をご紹介!

足がすぐしびれてしまうと、思うように立てなくなったり歩けなくなったりして大変ですよね。正座をした後の足のしびれであれば、安静にしていれば時間の経過とともに落ち着いていきますが、腰などが関連する病気を発症している可能性も考えられます。具体的には、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが疑われます。この記事では、足がすぐしびれる原因や対処法、足がしびれた時におすすめのストレッチ方法などについて詳しくご紹介します。

目次

足がすぐしびれるのはなぜ?

足のしびれが頻繁に起こると、体に異常が起きているのかと心配になることがあるでしょう。しびれの原因はさまざまありますが、多くは神経が何らかの形で圧迫されたり、うまく働かなくなったりすることが関係しています。長時間正座した後に起こるよくある足のしびれであれば、時間が経てば次第に回復していきますが、腰の病気や、足の神経の障害、さらには栄養不足による神経の異常などが関係していることも。まずは、足のしびれが関係している代表的な病気について、詳しくご紹介します。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板がつぶれて、中にある髄核(ずいかく)が外に飛び出してしまう病気です。髄核が近くの神経に触れてしまうと、腰やお尻に痛みを感じたり、足にもしびれや重だるさを感じるようになります。座っている時間が長かったり、重たいものを持った時に症状が特に強く出る傾向があります。進行すると、足に力が入りにくくなったり、つまずきやすくなったりするなど、生活の中でも支障が出ることがあります。症状が軽ければ姿勢の見直しやストレッチで改善していくといわれていますが、悪化すると手術が必要になることもあるため、早めにケアすることが大切です。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、加齢や骨の変形などによって、背骨の中を通っている脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される病気です。中高年に多く見られ、足にしびれや痛みが出てくることが特徴です。症状は歩いていると強くなりやすく、「少し歩くと足がしびれて休みたくなり、休むとまた歩けるようになる」という“間欠跛行(かんけつはこう)”が典型的なサインとして現れます。これは、前かがみになることで神経の圧迫が一時的に和らぐからです。

家事や通勤など、日常の動作に影響が出てくることもあるため、症状に気づいたら整形外科などで相談することがおすすめです。生活習慣の見直しや運動療法が、症状の改善につながることもあります。

足根管症候群

足根管症候群は、足首の内側、くるぶしの下にある足根管というトンネル状のスペースで神経が圧迫されることで起こります。この神経は、足裏や足指に向かって伸びており、ここが圧迫されると、かかとを除いた足裏全体や足指にしびれや灼熱感、ピリピリとした痛みが出てきます。症状は、立ち仕事や長時間の歩行後に強くなる傾向があります。また、心不全や腎不全に伴うむくみ、外傷による骨折、甲状腺機能低下などが原因となっていることも。足の甲やふくらはぎには症状が出にくいのが特徴で、しびれが足の裏だけに出ている時は、この病気が疑われます。足を休めることや装具によるサポートで改善することもありますが、原因によっては内科的な対処が必要になることもあります。

栄養欠乏性ニューロパチー

栄養欠乏性ニューロパチーとは、ビタミンやミネラルが不足することで、手足の末梢神経に障害が起こり、しびれや筋力の低下などの症状が出てくる状態です。ビタミンB1・B12・Eなどの栄養素は神経の働きを保つ上でとても大切ですが、これらが不足すると神経の伝達がうまくいかず、しびれや感覚の鈍さが起こります。食生活の偏りがある人、アルコール摂取が多い人、胃腸の手術歴がある人などは特に注意が必要です。また、高齢になると栄養の吸収力が落ちてくるため、気づかないうちにビタミン不足に陥っていることもあります。しびれが続く場合には、血液検査などで栄養状態を調べるとともに、必要に応じてサプリメントや食事改善を行うことが大切です。

足がすぐしびれる時にすぐできる対処法は?

足のしびれを感じた時、症状が強くなる前にきちんと対処をすることで、しびれを和らげることができる場合があります。ここでは、自宅や外出先でもすぐに試せる対処法を3つご紹介します。しびれが長引いたり、頻繁に起きる場合は早めに医療機関に相談してくださいね。

温める

足のしびれが続く場合、血流の悪さが関係していることもあります。そんな時は患部を温めましょう。温めることで筋肉がゆるみ、神経への圧迫が軽減されることがあります。

温める方法としては、ふくらはぎや足首にカイロや湯たんぽを当てたり、足湯をしたりすると、じんわりと血流が改善され、しびれや冷えが和らぐとされています。ただし、糖尿病などで感覚が鈍くなっている方は、低温やけどに注意してください。

肌に直接熱源を当てず、タオルを1枚はさむ、温めすぎないなど、やけどから肌を守ることもお忘れなく。また、寝る前に足を温めておくと、夜中のしびれやこわばりが軽くなることもあります。

前かがみの姿勢になる

足のしびれの原因が腰にある場合、特に腰部脊柱管狭窄症の場合では、前かがみの姿勢をとることで神経の圧迫がやわらぎ、しびれや痛みが軽くなることがあります。

立ち仕事の最中に肘をついたり、台所での作業中に足元に5〜10cmほどの台を置いて片足を乗せたりすると、腰の反りがやわらいで負担を軽減できます。また、歩行中に杖を使ったり、手押し車やショッピングカートに体重を預けて前かがみの姿勢をとるのも良いでしょう。この姿勢を取り入れることで、先ほどご紹介した間欠跛行の症状にも対応しやすくなります。ただし、急に腰を曲げたり長時間同じ姿勢を続けるのは逆効果になることもあるため、こまめな体勢の切り替えも大切です。

ストレッチをする

足のしびれが軽いときや、少し落ち着いてきたタイミングでは、ストレッチをするのも効果的です。ふくらはぎや太ももを伸ばすような簡単なストレッチは、血流を促して神経への圧迫をやわらげる効果が期待できます。しびれが強いときや痛みがある場合は、無理に動かさずに安静にすることも大切です。次の章で、具体的なストレッチの手順をご紹介します。

足がすぐしびれる時におすすめのストレッチは?

足のしびれが気になるときは、神経の働きや血流の滞りが関係していることがあります。ストレッチを取り入れて体をじんわりほぐし、しびれを軽減していきましょう。ここでは、足が痺れた時におすすめのストレッチを3つご紹介します。

ふくらはぎ伸ばしストレッチ

  1. 壁の前に立ち、両手を壁について体を支えます。
  2. 足を前後に開き、後ろ足のかかとを床につけたまま、前足に体重を乗せるように前傾姿勢になります。
  3. 後ろ足のふくらはぎが伸びているのを感じながら、20〜30秒キープします(左右交互に行いましょう)。

太ももの裏ストレッチ(ハムストリングス)

  1. 床に座り、片足を前にまっすぐ伸ばし、もう片方の足は軽く曲げて内側に添えます
  2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくり前に倒れていきます。
  3. 伸ばした足の太ももの裏側に心地よい伸びを感じながら、20〜30秒キープします(左右交互に行います)。

足首回しストレッチ

  1. 椅子に座り、片足を軽く浮かせて、足首をゆっくりと大きく回します。
  2. 時計回りに10回、反時計回りにも10回回しましょう。
  3. 反対の足も同じように回します。足首の血流がよくなることで、しびれの軽減が期待できます。

足がすぐしびれてお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!

足がすぐしびれてお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。

当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。

例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。

  • 膝を直接床につける
  • 床中心の生活
  • 強い力によるマッサージ

しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。

根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。

今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!

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