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右脇腹の後ろが痛い!原因・緊急性が高い症状・対処法などについて解説!

右脇腹の後ろが痛い原因には色々ありますが、病気が関係していることが考えられます。なかには緊急性が高い場合もあるので、放っておいて大丈夫などと自己判断せずに、些細な場合でも病院などに相談することがおすすめです。この記事では、右脇腹の後ろが痛い原因や緊急性が高い症状、対処法などについて詳しくご紹介します。

目次

右脇腹の後ろが痛いのはなぜ?

右脇腹の後ろあたりに痛みを感じたとき、つい「疲れかな?」と思ってしまうかもしれません。しかし、それは体が何かしらの病気を訴えている可能性があります。この部分には、胆嚢や腎臓、消化管などの臓器があるため、思わぬ病気が隠れていることも。ここでは、右脇腹の後ろの痛みと関係の深い病気を4つご紹介します。

胆嚢(たんのう)

胆嚢は、肝臓の下にある小さな袋のような臓器で、脂っこいものを消化するのに必要な胆汁をためておく役割があります。この胆嚢に炎症が起きると、右の脇腹や背中側にかけてズキズキとした痛みがあらわれることがあります。特に食後に痛みが出たり、発熱や吐き気をともなう場合は急性胆嚢炎の可能性も。

結石が原因で一時的な痛みが出る胆石発作の可能性もありますが、炎症があると症状は長引く傾向があります。軽度であれば抗生物質で回復することがほとんどですが、重症の場合には入院や手術が必要になることもあります。手術といっても、今では小さなカメラで行う負担の少ない方法もありますので、痛みが続くときは我慢せず早めに病院などに相談しましょう。

胃十二指腸潰瘍

ストレスや薬の影響などで、胃や十二指腸の粘膜に深い傷ができてしまうのが胃十二指腸潰瘍です。多くの人がみぞおちに痛みを感じますが、進行すると背中や脇腹の痛みとして現れることがあります。

空腹時にシクシク痛む、胸やけがする、げっぷや吐き気が続くなどの症状が出てきたら要注意です。症状が軽くなったからといって放っておくと、潰瘍が悪化したり、出血を起こすことも。重症化すると命に関わる場合もあるため、少しでも不調を感じたら、早めの対処を心がけましょう。

尿路結石

尿路結石は、腎臓から膀胱までの尿の通り道に石ができてしまう病気です。この石が尿の流れを妨げると、強い痛みを引き起こします。特に結石ができた側の脇腹や背中に、突然ズキズキとした痛みが走るのが特徴です。痛みは数分おきに波のように強くなったり弱くなったりしながら、数時間続くこともあります。時には太もものほうまで痛みが広がることも。結石の大きさや位置によっては自然に排出されることもありますが、痛みがひどい場合は早めに診察を受けましょう。水分を多めにとることも症状緩和に効果が期待できる場合がありますが、自己判断は避けてください。結石が腎臓に尿をためてしまうと水腎症と呼ばれる状態になり、腎臓にダメージを与えてしまうこともあるため注意が必要です。

腎盂腎炎

腎盂腎炎は、細菌が尿道から体に入り込み、腎臓の中にある尿のたまり場である腎盂(じんう)で炎症を起こす病気です。背中や腰、脇腹の痛みとともに、38度以上の高熱や寒気、吐き気などが現れることがあります。さらに、残尿感や排尿時の痛みといった膀胱炎に似た症状も出てくることがあります。免疫力が落ちているときや、尿の流れが悪くなるような病気を抱えている場合は発症しやすいので要注意です。体調に違和感を覚えたら、無理せず病院に相談してみてください。

右脇腹の後ろの痛みとストレスは関係がある?

実は、心のストレスが体に影響を与えることは珍しくありません。強いストレスが続くと、胃や十二指腸に負担がかかって潰瘍ができやすくなり、右脇腹のあたりに痛みが出ることがあります。また、胆嚢や腎臓の不調も、疲れやストレスが引き金になることがあります。特に、暴飲暴食や脂っこいものの食べすぎは、胆嚢や胆管に炎症を起こす原因になり、右脇腹の違和感につながることも。「ただのストレスかも」と我慢せず、体のサインを大切にしてあげてくださいね。

こんな症状があったら注意!緊急性が高い症状は?

右脇腹の後ろが痛むとき、「少し休めば治るかな」と様子を見てしまいがちですが、なかには早めの対応が必要なケースもあります。特に、次のような症状があわせて出ている場合は、緊急性が高い症状といえます。以下の3つの症状が出たら注意してくださいね。

高熱が出ている

右脇腹の痛みとともに高熱が出ている場合は、体の中で強い炎症が起きている可能性があります。例えば、胆嚢に炎症が起きる胆嚢炎は、38度以上の熱と鋭い痛みが現れることがあります。脂っこい食事の後に痛みが強まる傾向もあります。胆嚢は脂肪の消化に関わる臓器ですが、胆石などが詰まることで胆汁の流れが悪くなり、炎症を起こすことがあるのです。高熱を伴う場合は、放置せずすぐに病院で診てもらうことが大切です。

吐き気や嘔吐をしている

右脇腹の痛みと一緒に吐き気や嘔吐がある場合、体が強い不調を訴えている可能性があります。胃腸炎や胆石症、膵炎などの消化器の病気が関係していることも。これらは放っておくと、脱水症状や全身への影響につながるおそれがあります。特に嘔吐が何度も続くと、体力も奪われてしまいますよね。つらいときは無理せず、なるべく早く病院に相談して原因をしっかり調べてもらいましょう。

肌に発疹や赤みが出ている

右脇腹の痛みと同時に、皮膚に赤みや発疹、水ぶくれなどが出てきたら注意が必要です。特に、ピリピリとした痛みをともなっている場合は、帯状疱疹の可能性も考えられます。帯状疱疹は、体の片側にだけ現れるのが特徴で、神経に沿って強い痛みが出ることがあります。発疹が出てから早い段階で対処をすることで、痛みの軽減や早い回復につながります。皮膚に違和感を覚えたら、早めに病院などに相談しましょう。

右脇腹の後ろが痛い時の対処法は?

右脇腹の後ろに痛みを感じたとき、すぐに原因がわからないと不安になりますよね。まずは無理をせず、体を休ませましょう。ここでは、痛みを感じたときの対処法を3つご紹介します。

医療機関に相談する

右脇腹の後ろの痛みには、胆嚢や腎臓、胃腸の病気などが関係していることについてご紹介しました。自己判断では原因を見極めにくいため、早めに病院で診てもらいましょう。痛みの程度が強かったり、発熱や吐き気などの症状をともなう場合は特に注意が必要です。こちらもご紹介したように、我慢して過ごしていると、病気が進行してしまうこともあるので、念のために相談する気持ちで相談してみましょう。診察を受けることで、気持ちも少し楽になるかもしれません。

安静にして患部を冷やす

軽い違和感や鈍い痛みを感じるときは、安静にしましょう。体を休めることで、症状が落ち着いてくる場合もあります。また、炎症がある場合は、痛みを感じる部分を軽く冷やすことで楽になることがあります。冷やしすぎると逆効果になることもあるため、冷たいタオルを短時間だけあてるなど、ケアは優しく行いましょう。

脂っこい食事を避ける

痛みがあるときは、食事内容にも気をつけたいところです。特に、脂っこい料理は胆嚢や胃腸に負担をかけやすく、痛みを悪化させてしまうことがあります。揚げ物やこってりした食事は控えて、消化のよいあっさりしたものを選ぶようにしましょう。おかゆや野菜スープ、白身魚など、体に優しい食材がおすすめです。食べ過ぎにも注意しながら、少しずつ様子を見ていくのがポイントです。脂っこい食事を摂りがちな方はぜひ気を付けてみてください。

右脇腹の後ろが痛くてお悩みの方は『匠整体院』にご相談ください!

右脇腹の後ろが痛くてお悩みの方は、『匠整骨院』にご相談ください。

当院では、日常生活における負担を減らし、より良いコンディションで毎日を送るためのアドバイスを行っています。

例えば、以下の動作は、体への負担を大きくするため、当院では避けていただくよう推奨しています。

  • 膝を直接床につける
  • 床中心の生活
  • 強い力によるマッサージ

しかし、このような動作は日常生活でついついやってしまうものです。

根本から症状を解決するために、お客様の生活スタイルや症状の状態を詳しくヒアリングして、改善するためのサポートを行っています。

今お悩みの症状を一緒に改善しませんか?ぜひお気軽にご相談ください!

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